お盆休みを利用して屋久島に行ってきました。
写真や動画をメインに、説明は軽く済ませてレポートしたいと思います。
8月12日
まず、福岡を昼の12時に出発しました。
装備はこんな感じ。

そして3号線を南下していきます。
九州の道の駅はたたみで寝るスペースなどが用意されていて大変便利です。
芦北の道の駅とか24時間の畳スペースがあるしね。
旅人がよく集まる道の駅です。(写真は小栗峠の道の駅)

途中3号線を走るのにも飽きてきて、熊本をすぎたあたりから人吉の方へ行きました。
そのまま海老の高原を抜けていこうとしたのですが、雨が強くなり。。。
迂回ルートを取ります。
その途中で宮崎県に侵入

そして、鹿児島へ・・・

夜の12時にフェリー乗り場着。
近くの公園で野宿します。
雨が降っていましたが無事屋根のあるところを見つけ就寝。(街中じゃテントは張れないしね。
8月13日
こんなところで野宿しました

フェリーの予約をして、乗船します。
この写真の後、外洋のうねりが入ってきて、慣れてないお客さんは全滅状態でした(笑)

そして、乗ること3時間?4時間?屋久島が見えてきます。
いい天気です。そして山が・・・高い。

短い船旅も終わり上陸です。

この日は島一周をザッと見て、ベースキャンプを張る場所を探しました。
途中千尋の滝なども観光。

平内海中温泉も視察しましたが、雨なのでパス

このあと、別の温泉に入ったのですが、同じ旅の人がテントを落として去っていくのを見て、デリバリーしました。
それで1時間費やしてしまったので、島1周は断念。
本日の泊まる場所を考えます。
色々なキャンプ場を周りましたが、どうもピンと来ず、結局ライダーハウス「とまり木」の敷地にテントを張ることに。

そして夜は定例の・・・
キャンパー飲み会!
みんな持参した道具でご飯を作り、晩酌が始まります。
旅人同士の飲み会って何でこんなに楽しいんでしょうね。話ひとつひとつが面白いです。

そして飲み会の途中、チャリダーの子を引っ掛けて次の日に九州最高峰「宮之浦岳」を登ることを決意しました・・・。
8月14日
まず、前もって観光案内所で貰っていた「登山計画書」を記入します。これは前日のテントの中で書きましたが、ルート、コースタイム、装備、などなど色々書かなければならず、更には山を知っている現地の人にしっかりチェックしてもらわないと受理してもらえません。
提出場所は現地警察や、観光案内所です。
年間12人くらい行方不明になる山ですから、下調べもバッチリしてきました。なので、計画書もバッチリ♪
計画では
1日目
白谷雲水ルート→荒川登山ルートに合流→縄文杉→新高塚小屋
2日目
新高塚小屋→山頂→逆戻り
です。
よって、まずは白谷雲水の登山口を目指しますが・・・
とんでもない道でした。
くれぐれも自転車で登らないようにw

途中こんな看板を見つけました。
霧島屋久 というのに若干の違和感を覚えました。

そして登山開始。
・・・と、思いきや、いきなりCry Max(クライマックス)かと思うほどの雄大な自然に驚かされます。
流石「もののけ姫」の元ネタの場所というだけはあります。
「こだま」が出てきそうです。

途中面白い岩があったり・・・(出発より4時間経過

お化けに遭遇したりしましたw

そんな風に馬鹿なことをしながらも、8時間かけて縄文杉に到着(ザックの重量が20kgは重い)

縄文杉のすぐ先にも非難小屋があります。
その名を「高塚小屋」
見学しましたが・・・
絶対泊まりたくないですね・・・。
曰付き山小屋です。特に女性は泊まらないように。

高塚小屋より1時間30分歩くと「新高塚小屋」があります。今日は「ここをキャンプ地とする!!」
ということで、荷物を降ろして飯の準備です。

本日のご飯はカレー。(相変わらずレパートリーがないわ。

そして、疲労も凄かったため、夜の7時就寝。
ちなみにですが、山小屋は人で溢れかえることが多いのでテントは持参すること必須です。
僕も持って登りました。

(山小屋前にはキャンプサイトが少しだけではあるが、存在する)
8月15日
朝3時起床。ネズミがザックの中の飯を盗もうとする音で目が覚める。
ふふふ、私から飯を奪おうなど、野生のお前でも許さん!というオーラを出しながら起きた・・・と思う。
3時30分、不必要な荷物を山小屋の隅に置かせていただいて出発。
途中第二展望台で夜が明ける。
これほど感動した朝日は初めてかもしれない。
いや・・・六甲山・真冬のキャンプ以来か・・・orz
しかし、慌てて撮った為、変な構図だなぁ。

もう少し進んだところで完全に日が出てしまいました。この時点で山頂でご来光を!という目標は破綻。しかし結果として、ここで日が出てくれたことで助かりました。たぶん明るくないと登れなかったでしょう・・・。そんな足場のところを進んでいきました。
そして・・・ここから地獄を見ることに・・・

写真で見るとたいへん綺麗な風景ですが・・・
動画で見てみましょう・・・
やばい・・・です。この風速!この音!
この中を進んでいきます。
ちなみに、植生がまったくないことに気がつきましたか?
実は、いつも風が強いから植生がないんですね。
こういうのを「風衝高原」といいます。
通常九州の山でこの高度だと植生限界には到達していないのですが・・・・なんとも不思議な光景です。
よくテレビで稜線を歩いていく映像を見ますが、こんなにきついとは・・・・
斜度50パーセントはあるだろうなという岩場も越えていかなければなりません。
写真は、撮影する余裕のあったときの岩場なのでたいしたことないですが。。。(しかも下山時撮影)

そして山頂に到着・・・
山頂も凄い風でした。
下山時は更に風速アップ・・・
飛ばされそうになります。途中カメラを手から離してしまってますw
余裕がありませんでした。
しかし、山頂を少し過ぎると美しい高原が広がります。本当に不思議な山です。


そしてあとは下山・・・
キャンプ場についたのは18時でした・・・。
しかし、その日も・・・みんなで晩酌をしたのであった・・・orz
写真や動画をメインに、説明は軽く済ませてレポートしたいと思います。
8月12日
まず、福岡を昼の12時に出発しました。
装備はこんな感じ。

そして3号線を南下していきます。
九州の道の駅はたたみで寝るスペースなどが用意されていて大変便利です。
芦北の道の駅とか24時間の畳スペースがあるしね。
旅人がよく集まる道の駅です。(写真は小栗峠の道の駅)

途中3号線を走るのにも飽きてきて、熊本をすぎたあたりから人吉の方へ行きました。
そのまま海老の高原を抜けていこうとしたのですが、雨が強くなり。。。
迂回ルートを取ります。
その途中で宮崎県に侵入

そして、鹿児島へ・・・

夜の12時にフェリー乗り場着。
近くの公園で野宿します。
雨が降っていましたが無事屋根のあるところを見つけ就寝。(街中じゃテントは張れないしね。
8月13日
こんなところで野宿しました

フェリーの予約をして、乗船します。
この写真の後、外洋のうねりが入ってきて、慣れてないお客さんは全滅状態でした(笑)

そして、乗ること3時間?4時間?屋久島が見えてきます。
いい天気です。そして山が・・・高い。

短い船旅も終わり上陸です。

この日は島一周をザッと見て、ベースキャンプを張る場所を探しました。
途中千尋の滝なども観光。

平内海中温泉も視察しましたが、雨なのでパス

このあと、別の温泉に入ったのですが、同じ旅の人がテントを落として去っていくのを見て、デリバリーしました。
それで1時間費やしてしまったので、島1周は断念。
本日の泊まる場所を考えます。
色々なキャンプ場を周りましたが、どうもピンと来ず、結局ライダーハウス「とまり木」の敷地にテントを張ることに。

そして夜は定例の・・・
キャンパー飲み会!
みんな持参した道具でご飯を作り、晩酌が始まります。
旅人同士の飲み会って何でこんなに楽しいんでしょうね。話ひとつひとつが面白いです。

そして飲み会の途中、チャリダーの子を引っ掛けて次の日に九州最高峰「宮之浦岳」を登ることを決意しました・・・。
8月14日
まず、前もって観光案内所で貰っていた「登山計画書」を記入します。これは前日のテントの中で書きましたが、ルート、コースタイム、装備、などなど色々書かなければならず、更には山を知っている現地の人にしっかりチェックしてもらわないと受理してもらえません。
提出場所は現地警察や、観光案内所です。
年間12人くらい行方不明になる山ですから、下調べもバッチリしてきました。なので、計画書もバッチリ♪
計画では
1日目
白谷雲水ルート→荒川登山ルートに合流→縄文杉→新高塚小屋
2日目
新高塚小屋→山頂→逆戻り
です。
よって、まずは白谷雲水の登山口を目指しますが・・・
とんでもない道でした。
くれぐれも自転車で登らないようにw

途中こんな看板を見つけました。
霧島屋久 というのに若干の違和感を覚えました。

そして登山開始。
・・・と、思いきや、いきなりCry Max(クライマックス)かと思うほどの雄大な自然に驚かされます。
流石「もののけ姫」の元ネタの場所というだけはあります。
「こだま」が出てきそうです。

途中面白い岩があったり・・・(出発より4時間経過

お化けに遭遇したりしましたw

そんな風に馬鹿なことをしながらも、8時間かけて縄文杉に到着(ザックの重量が20kgは重い)

縄文杉のすぐ先にも非難小屋があります。
その名を「高塚小屋」
見学しましたが・・・
絶対泊まりたくないですね・・・。
曰付き山小屋です。特に女性は泊まらないように。

高塚小屋より1時間30分歩くと「新高塚小屋」があります。今日は「ここをキャンプ地とする!!」
ということで、荷物を降ろして飯の準備です。

本日のご飯はカレー。(相変わらずレパートリーがないわ。

そして、疲労も凄かったため、夜の7時就寝。
ちなみにですが、山小屋は人で溢れかえることが多いのでテントは持参すること必須です。
僕も持って登りました。

(山小屋前にはキャンプサイトが少しだけではあるが、存在する)
8月15日
朝3時起床。ネズミがザックの中の飯を盗もうとする音で目が覚める。
ふふふ、私から飯を奪おうなど、野生のお前でも許さん!というオーラを出しながら起きた・・・と思う。
3時30分、不必要な荷物を山小屋の隅に置かせていただいて出発。
途中第二展望台で夜が明ける。
これほど感動した朝日は初めてかもしれない。
いや・・・六甲山・真冬のキャンプ以来か・・・orz
しかし、慌てて撮った為、変な構図だなぁ。

もう少し進んだところで完全に日が出てしまいました。この時点で山頂でご来光を!という目標は破綻。しかし結果として、ここで日が出てくれたことで助かりました。たぶん明るくないと登れなかったでしょう・・・。そんな足場のところを進んでいきました。
そして・・・ここから地獄を見ることに・・・

写真で見るとたいへん綺麗な風景ですが・・・
動画で見てみましょう・・・
やばい・・・です。この風速!この音!
この中を進んでいきます。
ちなみに、植生がまったくないことに気がつきましたか?
実は、いつも風が強いから植生がないんですね。
こういうのを「風衝高原」といいます。
通常九州の山でこの高度だと植生限界には到達していないのですが・・・・なんとも不思議な光景です。
よくテレビで稜線を歩いていく映像を見ますが、こんなにきついとは・・・・
斜度50パーセントはあるだろうなという岩場も越えていかなければなりません。
写真は、撮影する余裕のあったときの岩場なのでたいしたことないですが。。。(しかも下山時撮影)

そして山頂に到着・・・
山頂も凄い風でした。
下山時は更に風速アップ・・・
飛ばされそうになります。途中カメラを手から離してしまってますw
余裕がありませんでした。
しかし、山頂を少し過ぎると美しい高原が広がります。本当に不思議な山です。


そしてあとは下山・・・
キャンプ場についたのは18時でした・・・。
しかし、その日も・・・みんなで晩酌をしたのであった・・・orz